銀聯カードが使えます

銀聯カードが使えます


  秋葉原や上野で良く見かける免税店前に掛かっているものです。下の中国語部分ですが、大した間違いではありませんので、さらっと修正しましょう。

  1行目だけ、正しくは、
可用银联卡

  先に正解を出しましたので、ここから説明します。中国語もそうですが、銀聯カードについても説明します、見たい人だけ見て下さい。

  先ず中国語ですが、画像にある「我可以使用银联卡」の「我」は自分の事を呼称する「私」であり、その事自体はかなりの日本人が知っている筈ですよね~筆者が高校生の時にクラスの半数はみんな知っていましたよ?普通に、「銀聯カード使用できます」の前に何故「私」があるのですか?こんなでっかく貼り出しているのに、そこ気づかない?

  「可以使用」部分も鉄板翻訳ですね、普通に「可用」でいいと思います。特にポスター類は簡潔に表現して明瞭に意味を伝える事は、日本語だって同じですよね?って話です。まぁでも「可以使用」も正解ではあります。

可以使用银联卡

  「銀聯カード」は筆者が約20年前に見かけるようになったものです。こんなロゴがついているクレジットカードです。


  銀聯カード出現のインパクトは大きく、なんでもう少し早く作ってくれなかったのかと思いましたね。

  それまで筆者は仕事で、毎年約180日間も中国にいて、移動や宿泊、接待も含めて、いちいち換金し、ニコニコ現金払いで面倒くさかったですわ~接待費用も常に持っていたので、危険を常に嗅ぎ分けながら管理にも神経を遣っていました。

  1年でも早かったらな~銀聯カードを作ってたかもw 正確には当時から銀聯カードがあったらしいです。ただデビット機能だけだったので、現地人にしかメリットがなかったのです。中国から来る訪問団のメンバーの多くが銀聯カードを持っていたので、良く「銀聯カードは日本で使える?」と聞かれました。当時は日本で銀聯カードを見た事もなく、メーカーさんの方に聞いても、なにそれ?と返して来ます。

  言い直すと、銀聯カードのクレジット機能がもう少し早く出来ていたら、出張も楽だったのにな~と思いました。

  当時から国際ブランドの VISA、Master Card、American Express、JCB 等がビジネス業界に浸透していました。銀聯カードは中国の政治力ゆえのもので、一気に台頭するであろうと想像はできましたが、アメリカのブランドを押さえるほどになるとは考えていませんでした。

  現在の銀聯カードはデビット機能のみに限らず、クレジット機能、電子マネーなど様々な機能を持ち合わせており、64億枚と言う世界一のカードとなっています。中国の人口が多いからではないですよ。合理化のロジックが違います。

  銀聯カードは中国人民銀行が発行しています、日本で言うところの「日本銀行」ですね、それ以下の銀行、信用金庫等が全て同じカードで使う事ができます。銀聯カードの英語名の通り、最初から金融業界のユニオンなのです。

  日本のカードは枚数が多くて管理し難いとは思いませんか?アメリカもそうですが、民主主義だからどの金融機関でも発行が出来ますが、ユーザーにとっては管理手間が多くて、リスクが大きいし犯罪を引き起こす比率も高い、使い難くて面倒です。銀聯カードの様なデビット機能とクレジット機能を併せ持つものは日本でかつてありませんでした、強制的に2枚持たされました。口座が増えるとカードも倍に増えます。

  銀聯カードが欲しいと言う声が日本でも多くあり、そのせいか、日本の各金融機関でも銀聯カードが多く発行されました。でも、日本の銀聯カードは欲しくないですよ、枚数が減らないし合理化されずに、銀聯のロゴが増えるだけですから。

  ごちゃごちゃな事は金融業内部で解決して欲しいし、サービス内容だけで競争して欲しいし、ユーザーにはシンプルにどこでも使えるカードが欲しいですよね。全く銀聯カードが欲しいと言う声を、金融機関は理解していないと思います。

  銀聯カードを持っていますか?筆者は未だ持っていません。先ほども言ったように日本の銀聯カードでは意味がないのです。銀聯カードは現在国際ブランドの位置に達し、2015年から決済額があの VISA を超えて、世界トップとなっています。

皿の持ち帰り行為は犯罪です。

皿の持ち帰り行為は犯罪です。



  この写真もやはり中国語のサイトで見つかったもので、何処かの回転寿司店内の一角ですね。寿司を載せた小皿で勘定される事を知って、隠すのか、持ち帰るのか、そんな注意書きが必要とは、知りませんでした。

  筆者はこのような注意書き等の中国語訳を笑いのネタにしている画像を良く見ますが、正しく解説、教えると言うのはあまり見ませんでしたので、その解説と正解を投稿して、コピーペで使えるようにと考えましたが、街中誤訳だらけの中国語と言うテーマで、ニュース番組で取り扱った事がある旨、最近知りました。

  普段日頃あまりテレビを見ている余裕がないし、自分の時間は垂れ流されるテレビより、見たいもの、知りたい事を「YouTube」で検索する事が多いのです。そんなニュースの後、業者の皆さんはどうしているのでしょうか?ちょっと気になります。

  日本で中国語を知っている人は少なくない筈です。かつての残留孤児、帰国者、留学生、大学で中国語を選択する人等、実際に中国語の翻訳を依頼すればわかると思いますが、単に生活した事があるだけでは、できないのです。

  筆者の運営しているNOTEのサークルなら、いつでも気軽に質問できますし、中国語の翻訳資料もコンテンツとして共有できるので、入会をお勧めします。

  話を戻します。ここの中国語である「碟子的小偷是犯罪!」は、すんなり読めなくても意味はわかりますので、以前に投稿した「工事中。気を付けて、ご注意下さい。」などの記事よりは全然いいですね、最近、誤訳で大笑いできないのがちょっと寂しく感じてしまいます。職業病のようなものですか。

  中国語の「碟子的小偷是犯罪!」の中にある「小偷」とは「こそ泥」を言いますので、「犯罪ですよ」と言う前に「泥棒」と既に定義しているのです。しかも「!」マーク付きです。そして、日本語の意味からはかけ離れてしまっています。

  日本語は「皿の持ち帰り行為は犯罪です。」で、皿の持ち帰りを中国語で「拿走碟子」または「带走碟子」と言います。行為はそのままで通じますので、正しい中国語は下記の様になります。

拿走碟子是犯罪行为。

  その行為は犯罪行為ですよと言う注意で、警告ではないから「!」マークも不要と思います。もし実際に起こった事があり、従業員は怒り心頭であれば、「!」を付けても特に問題はありませんが、なんとなく、喧嘩口調?決めつけている?に思えるかも知れません。

  中国の旅行客にも日本の回転寿司は大人気です。ポイントは回転するからですね~子供たちも喜びます。観光客が使うお金は既に日本経済にとって、無くてはならない一部になりつつあります。気持ちよく食べて貰い、支払って貰う為にも、ここら辺の配慮も大切かと思うのです。

スクランブルエッグ

スクランブルエッグ



  中国語をある程度勉強した事があるから、日本語の「なに?」は中国語で「什么?」と書くのを、知っている人がいると思います。最近ネットでは発音がかなり近い事から、神がかった馬を当て字に「神马」で「何なの?」として使うサイトが多く見かけます。

  上記画像も中国語で「神马翻译」と皮肉っぽく言われた、日本の某ホテルの朝食メニューの写真です。「意味不明な中国語翻訳メニュー名」と言いたいのでしょうが、これまでの注意書きの誤訳と比べれば、ずっと、ずっとマシな方ですので、記事にするほどでもないと、一度は思いました。

  しかし良く考えれば、実際のところ、観光客が泊まるホテルの殆どが出すメニューですからね~一応正しく中国語表示をして欲しいと思います。日本人として恥はなるべくかきたくないものです。

  「スクランブルエッグ」は中国語で「炒滑蛋」と言います。因みに普通の卵炒めは中国語で「炒蛋」と言い、オムレツは「芙蓉蛋」と言います。何が違うかと言うと、料理方法が違います。

● スクランブルエッグ ⇒ 牛乳を足してバターでしっとり炒めあげる
● 卵炒め ⇒ 食用油でしっかり炒める
● オムレツ ⇒ 具を包んだ卵料理

  「牛乳」は中国語にもありますが、同じ漢字だから同じ意味と安易に考えるのは、間違いです。ここ、本当に大事です。

  中国語の単語は多く日本に伝わっていますが、時代や状況または伝える人間によって、全く違う意味となっている単語が多いのです。筆談で交流できるのは、一部だけの中国語です、中国の漢字で頷いていても、本当の意味が伝わっているとは限りません。

  日本語の「牛乳」は中国語では「牛奶」と書きます。中国語で「牛乳」と「牛奶」の違いは、

● 牛乳 ⇒ 搾りたての生牛乳、色々な菌があり、人の体に適していません
● 牛奶 ⇒ 絞った生牛乳を人間が飲める様加工した栄養補助飲料

  なので、上記写真にある中国語訳「牛乳炒鸡蛋」は少々びっくりさせられますね。少し考えれば誤訳と解りますけどね。

  普通にレシピを知っているなら、「炒滑蛋」で中国語のメニューとして正しいのですが、牛乳はアレルギーと言う人もいますので、敢えて牛乳が入っている事を中国語で表示したい場合、正しくは以下のメニュー名となります。

牛奶炒滑蛋

  各ホテルの経営者または支配人殿、ホテルを経営している以上、中国語翻訳を機械に頼るとはどんなことなのか、当ブログの宿泊施設のコーナーで投稿を良く見てから、ぜひ筆者が運営しているNOTEのサークルへの入会をご検討下さい、中国語の翻訳チェックからコンサルまでサポート致しますよ。

これより上は別会計となります

これより上は別会計となります



  爆笑です、腹がよじれて暫く動けませんでした。この立て札を出しているのは、日本のある地方の電器屋です。お心当たりがある方は、すぐにコンタクトし、筆者の運営するNOTEサークルに入会して下さい、会員向けの注意書き翻訳サポートを継続的に受けられます。

  何を書いているのかさっぱり理解できない内容ですが、使っている文字が何故か笑わせます。全部修正してあげたいですが、検索し易いよう題名に注意書きを入れているので、文が長すぎて題名としてはちょっと問題があるので、2言目はまた別の機会にさせて頂きたいと思います。

  上へ繋がる階段の所に立てた札は日本語なら良く解りますが、英語の段階で特に二言目はさっぱり解りません。一番下のハングルも多分大爆笑させるような翻訳?と想像してしまいます。

  まさかその英語から機械翻訳した中国語じゃないでしょうね、いや、「tail」部分が「尾」になっているので、間違いないです。では一言目の意味を日本語に戻して見ましょう。

  「它变得高于此的另一个会计」の「它」は英語の「It」で、英語の文法と違ってここは不要です。「变得」は「become」から来ましたが、幾つかの意訳の中からよりによって、ここで使えないものがチョイスされてしまってますね。「高于此」も間違いなく英語の「above this」から来ましたね、そもそもその英語がまずいですって。「Separate accounting」の意味を英語で「other」ならまだマシでしたが、「another」を使ったので、中国語は「另一个会计」になってしまいました。

  中国人が理解できるかどうか、繋げてみるとわかります。「それはここよりも高いもう一つの会計に変わってしまった」となり、それはなにを指すかは一瞬思考停止させてしまいますが、続いて、「ここの商品より高い価格に変わった?」と勘違いしますよね~物好きか探求心が旺盛な人以外は誰も2階へ上がりませんよ。英語や日本語が少し解れば総合判断できますけど、そうでなければ「商売する気はあるのですか」と疑問を持ちますね。

  では正しい中国語はどうなりますか、シンプルです。
楼上分开结账

  「これより上」の表現は日本語独特なファジーさがあり、はっきりと「上の階でのお買い物は別会計となります」にした表現なら、二文字だけ追加します。
楼上购物,分开结账

  「お会計」は日本的な表現ですよね、中国ではストレートに「会計」のことは事務職の経理を言います。「お支払」はペイメントを実行する方法であり、行為です。

  買い物のお会計は「结账」、日本なら居酒屋で良く見るほろ酔いのサラリーマンが大声で「お勘定して~」または「精算して~」のお勘定と精算がより近いイメージとなります。

  「结账」を飲食店でも全然使いますが、飲食店の場合は他に「マイタァン」と言う単語を多く聞きませんか?中華圏に旅行へ行ったことがある人なら、真似して使った事もあるでしょう。「マイタァン」についてはまたの機会に、別途記事にしたいと思いますので、定期的に当ブログをチェックしてみて下さい。

一度に大量の紙を流すな

一度に大量の紙を流すな



  「トイレを綺麗にご使用下さい」と「この先に女性トイレはありません」、まだありました「トイレットペーパー以外は流さないで下さい」に続いて、中国語誤訳のトイレネタ第四弾です。もう飽きたかも知れませんが、丁寧に文章化して置かないと、クローラから価値があるコンテンツと認定されないのは困るので、お付き合いください。

  今回も英語はちょっとあれですが、意味は通じるので流しましょう。トイレだけに。

  トイレで流しては行けないもの、それは大量な紙だけではありませんよ。ここの中国翻訳も詰まるので、そのまま流せません。

  取り敢えず、爆笑はしました。すっきりしない笑いですが。前の投稿も言いましたが、これらの施設管理人は中国語を機械翻訳して、本当に通じると思っているのですか?・・・・・・これで貼り出してもいいと言う根拠と自信は、どこから来ているのでしょうか?

  たまたま日本語で使う漢字が中国語の漢字と似たような意味で、案外中国の旅行者に通じたりして・・・・・・自信を持って「筆談」する方も、機械翻訳で注意書きを貼り出す方も、知って置いて欲しい、中国語漢字と日本語漢字は基本的に違いますから、機械翻訳は人の文化背景や生活風習まで習得するのはまだまだ先です。筆者はまだ仕事を失いたくないですね~

  当ブログにないが翻訳して欲しい注意書きなどは、ぜひ筆者が運営するNOTEサークルにご入会の上、いつでもお問合せ下さい、継続的にサポートして行きますよ。

  「不要一下子闪多篇论文」は日本語でどう言う意味か、これから説明しますね。

  中国語部分の「一下子」とは日本語で「一気に」と言う意味なので、全く違うかと言うと、そうでもなく・・・・・・でも、注意書きではあまり使わない、口語よりの単語です。

  「闪」は推測するに「flash」からの翻訳で、英語の「flash」なら閃きの意味があります。ところがトイレの水を流すのは「flush」ですよぉ~英語のスペルを間違えて、そこから間違った中国語に機械翻訳しちゃったんですね~w さ

  中国語で「多篇论文」とは「何冊もある論文」の事で、論文も研究分野によっては、1冊が本くらいの厚さがあるものもありますからね~論文の途中で用を足すのに思考回路を止めたくないから、トイレで論文を書いたリする時もあるでしょうけど、そんなのはトイレに流すものじゃないですよ、まして「一度に流すな」なんて、更に何冊もなんて、笑えないおやじギャグにもなってませんよね~

  つまり、この注意書きの中国語の理解では「一気に何冊もの論文をフラッシュさせるな」、なんのこっちゃ、この中国語は絶対に理解できません。例え「論文をフラッシュさせる」が新しい実験の響きに聞こえても、コナン君が来ても、謎は謎のままです。

  どうしてこうなった?!驕りか怠慢か、はたまたはったりか、少し自己反省が必要のでは?中国語の正解はこれです。

请勿一次冲洗太多卫生纸


  何故一度に流してはいけないのかをはっきりさせ、使用責任を感じさせるなら、「便器が詰まると他人の迷惑になるので、一度に大量の紙を流すな」を中国語にします。

马桶堵塞为难众人,请勿一次冲洗太多卫生纸


  どうぞ上にある他のトイレネタにある中国語と併用して、みんなが使うトイレを綺麗に保って下さい、いつも当ブログを応援頂き、ありがとうございます。

涼しくなるソフトクリームの味

涼しくなるソフトクリームの味



   美味しそうなソフトクリームのサンプルと、それぞれ異なる味のメニュー、美味しそうです。筆者の大好物は抹茶ミルクです。

  あれ?抹茶ミルクの下に赤く英語と中国語が書いてある~親切ですね・・・・・・合っていればですが。

  英語は「green tea」となっていますが、抹茶は日本人が作り上げたブランド茶、Macchaで通じるところ、なんで一般的な緑茶と一緒にしたんですか?せめて「powdered green tea」にして欲しいかも、価格も品質も相当違いますよ?

  中国語はやばい・・・・・・笑っちゃいました。機械翻訳でしょうね、そもそも「抹茶」が「末茶」になっていますから、私の目が末期なのかと思い、2度見しました。「ミルク」が人乳になっています!そうなのですかぁ?人乳で作っていますか?

  そんなわけがありません。なんて事ですか、他のソフトクリームも全部人乳と書いてますね、こそこそ話し合っていたグループがいませんでしたか?これは相当気持ちが悪いですよ。最終的には常識で翻訳間違いと理解は出来るでしょうけど、筆者ならどんなに暑くても、食べたい気持ちが消えます、或いは他のお店を探しますね。

  ソフトクリームを置いているお店の皆さん、メニューの中国語を機械翻訳して表示していますか?メニューも専門用語であり、特殊な性質なので機械翻訳では正しく翻訳されません。しかし、ただのメニューで翻訳会社を探して依頼するのも敷居が高いと思っているなら、筆者が運営しているnoteのサークルに入りませんか、メニューだけでなく、注意書きや中国旅行客へ伝えたい事など、継続的にサポートします。

  では、正しい中国語へ行きましょう。ミルク ⇒ この場合ミルククリームのクリームを省略して書いていますが、中国語では「奶油」と言います。

  抹茶はそのままでいいです。

  ちなみにソフトアイスクリームは中国市場経済後のもので、命名は「软装冰淇淋」、「软冰糕」、「软冰淇淋」、「软奶油」と迷走し続けて、やはり台湾のセンスが一番良くて「霜淇淋」の響きがいいです。いまでも、どの単語でも正しく理解されます。

  このメニューの場合、中国語で正しくはこれです。
抹茶奶油霜淇淋

  ソフトクリームは見てわかるので短く省略しても「抹茶奶油」、人乳は絶対にやめて下さい。

  写真では解り難くなっていますが、変な事を書いていそうなので、下の商品も書きます。
  クッキーミルク味のソフトクリームは、
饼干奶油霜淇淋

  練乳イチゴ味のソフトクリームは、
炼乳草莓霜淇淋

早朝から深夜まで、コンビニで買い物ができる

早朝から深夜まで、コンビニで買い物ができる



  画像から、大阪府のどこかのコンビニエンスストアにある中国語看板だとわかります。コンビニは便利で、普段は用事の途中や旅行先でも使わせてもらっています。

  この画像がきっかけとなり、初めてJFAの公式サイト(日本コンビニ協会)を覗いて見ました。

  なんと日本全国系列問わず、コンビニの店舗数が2020年2月の統計で、55,460店もあります。すごくないですか、この数字。普段から競争が激しいと想像はできますが、中国武漢発新コロナウィルスの影響を受け、政府による外出自粛の要請で、ここ数カ月間他の業種がバタバタと倒れる中、コンビニの売り上げは紙製品、食品全般を中心に、2.8%増となっています。

  上記画像を検証すると、アップされたのは2019年7月頃、回りに回った期間もあり、暫く前のものかと思います。大阪と言えば中国旅行客の訪問地としてランクがかなり上で、日頃から競争が激しい地域です。必死にもなります。コンビニが中国語で看板を出すアイディアも行動力も素晴らしいが、その中国語がちょっと・・・・・・

  生活密着なだけに、なんとかしてあげたい気持ちが一杯になります。

  コンビニ店舗を持っている経営者の皆さん、筆者のnoteサークルのメンバーになれば、会員様向け必要な時に中国語のサポートを継続的に受けられますので、間違った宣伝で恥をかくのはやめましょう。

  上記看板の左と右は同じ意味の中国語であり、英語、ハングルが無いだけに、かなり効率を考えたとも思えます。左は台湾・香港向けの繁体字で、右は大陸向けの簡体字です。簡体字は毛沢東が意図をもって、文革の期に長い歴史がある中国文字を簡略化したものです。何の意図かは折を見てお話したいと思います。今回は右側の簡体字から見て行きましょう。

  看板下部の商品カテゴリにあるアルコールドリンクを指す「酒精饮料」、直訳すれば合っていますが、前回の記事「工事中。気を付けて、ご注意下さい。」にも書いたが、直訳すれば翻訳できるとは言えません。そう言えば、お酒もコンビニで買うのが殆どですねw

  日本では「アルコール」を飲む酒、産業用は「工業用アルコール」と区別しているように、中国では「酒精」は工業アルコールで多く使われるので、飲む気が失せます。楽しみながら飲んで欲しいなら「酒水」または「酒类」と表示して下さい。他のカテゴリーはいいので、触れずに行きましょう。

    一番の問題はこれです。「从清晨到深夜,你可以购买便利店」を日本語に戻すと「早朝から深夜まで、あなたはコンビニを買えます」となります。買えるものなら買いたいですね、コンビニの1軒や2軒、いくらで買えますか?なんて、言ってみたいものです。

  でも、お客様がコンビニを訪れる目的は店内の商品を買いたいのです。店主様は看板の意味を知っているのでしょうか、「このコンビニはいくら?」って交渉を持ちかけられた事があるでしょうか。大阪だけに、突っ込みどころがないギャグだったり・・・・・・

  このコンビニの場合、言いたい事を中国語で伝えるならば、これです。
清晨到深夜,便利店购物方便

  言葉のリズムって知ってますか?俳句の五七五が典型です。この言葉のリズムも中国から来たもので、「从清晨到深夜」の「从」は省略した方が響きます。「方便」は「便利に」と言う意味で、「コンビニで買い物できる」だけなら不要ですが、これもキャッチ故の言葉リズムを考えれば、「方便」を付けて七文字にすると響きます。

  こんな言い回しもできますので、参考にどうぞ。「早朝から深夜まで、コンビニなら買える」、一般のお店では買えない時間帯にコンビニならではを強調し、差別化したキャッチとなります。ここの差別は悪い意味ではないので吟味して下さいね。

清晨到深夜,便利店就能买得到

  最後に同じくコンビニならではの「早朝から深夜まで、コンビニだから買える」を表現します。
清晨到深夜,便利店才能买得到

  一文字で意味を替えられるのが漢字の力です。

  コンビニは今やスーパーの営業時間外の買い物だけでなく、オリジナルな人気商品を沢山生み出していますよね。筆者の近所に大手コンビニが2軒あります。最近は昔から設置していた郵便ポストが撤去され、手紙一通でもコンビニへ行きます。

  普段、子供が宿題でノートがない、消しゴム失くしたと言われれば、速攻コンビニへ駆け込みます。旅先でも忘れ物があれば、地元の店を知らないがコンビニの詳細は知っているから先ずはコンビニを探します。将来的に通販が殆どのシェアを取り、デパートが無くなってもコンビニは残る気がします。中国でもコンビニの認識は同じようになりました。正しい中国語で表示すれば、中国の旅行客が喜んで買物します。

工事中。気を付けて、ご注意下さい。

工事中。気を付けて、ご注意下さい。



  タイトルにある注意書きの中国語は、どうして真ん中の行で喧嘩売ってるのかな~?と推測すると、多分「気を付けて」の勘違い機械翻訳なんだろうな~と、思いました。「気を付けろ」のニューアンスにかなり近いように思います。しかも、おそらく「工事中」、「気を付けて」、「注意」部分をそれぞれ別々に機械翻訳したかと思います。何しろ言葉自体がちぐはぐなのです。

  さて、写真から見ると、わざわざ中国語で表示すると言う事は、中国旅行者がたびたび訪れる様な観光地と想像ができます。観光客の多いところで工事がある時は、安全に気を遣うのは良くわかります。しかし工事なのか工程なのか、良くわかりません。両者には結構な違いがあります。

  工事 ⇒ 日本語と同じ建設現場、防風、防水工事の意味で、中国語 = 施工
  建設計画、プロセス ⇒ 大がかりな建設計画、生産プロセス、中国語 = 工程

  例えばトンネル工事なら「施工」、山全体の防災建設なら中国語では「山林工程」、この場合、前者のような気がします。

  さて、最も問題なのが中国語表示の真ん中にある行「怎么着」、日本語に訳すと「だからどうした」、「それでなんだよ」、喧嘩口調で言う方が多い言葉です。血の気が多いのかぁ?ご丁寧にその前「请」を付けたので、「どうぞ、だからどうした」と中国人に理解されるので、これもう笑うしかないです。萌えないギャップです。

  しかも、安全注意の為に貼った紙が、逆に注目の的になって、人を集めてしまい、危険を招いたリします。

  では、本題に戻ります。この場合、中国語の正解はこれです。

施工之中,请注意安全。


  または、

正在施工,请注意安全。


  多少中国語をかじった人なら、「気を付けて下さい」は「小心」を使うじゃないですか?と質問が来ます。「小心」は確かに中国語で「気を付けて下さい」と言う意味ですが、使い方があります。

  中国語では人の形容表現の多くに人体構成の一部を使います。例えば中国語で気を付けるの反対意味で「胆大」と言います。昔、人の度胸をコントロールする部位は「胆」と思われていたので、度胸がある人、日本語でも大胆な人と言います。

  もう一例、中国語で「多心」は心臓が1つ以上ある人、な~んて事は決してありません、信用が足りず、過ぎた猜疑心を持つと言う意味です。「小心」は人の身の回りに関する事柄に使う注意と同じ意味であり、言葉としての使い方が間違いではないが、「小心注意」でわざわざダブって書く場合は、「小心」の意味が「気を配る」に変わり、注意する事に気を配って下さいと言う意味になりますが、重ねて注意すると言う意味もあります。

  一昔、中国建設現場で「小心注意」と貼紙があり、現地の人の井戸端会議で「同じ意味を重ねた注意書きって、四方八方から何が飛んでくるかわからないみたいで恐怖を煽ってんじゃないよ、何に気を付けるかを書く事が大事でしょう」と話が出て、建設現場は安全第一だから「注意安全」に書き直した事がありました。

  日本語の「気を付けて下さい」もこの場合は、「注意」で充分です。お互いに漢字を使う国だからと言って、なんでも直訳するのは翻訳ではありません。異国の人同士のコミュニケーションの誤解やトラブルは、間にいる通訳または翻訳者が言葉だけを知っていて、直訳する事で招く事もあります。

  他にも喧嘩口調の誤訳がありましたよ。⇒ 「思い出とゴミは持ち帰ろう」とかね、中国語で表示する必要があって、専門職はそれに関係なく、わざわざ中国語を知る必要性もない、翻訳依頼するにはたった一言しかないし、機械翻訳でいいかと思うのも、なんとなくわかりますが、中国語の誤訳だらけとテレビやネットで晒される事になります。筆者が管理するNOTEサークルに入りませんか?誠意を以てサポート致します。

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