お支払いを済ませてお上がりください

お支払いを済ませてお上がりください



   ご訪問頂き、ありがとうございます。こちらは、ネットで見つけた中国語の誤訳について説明し、正解を教えているブログです。初めて訪れた方は知らないと思いますが、この写真中の中国語訳を記事にするのは、今日で2回目です。前回はこんな記事でした。

これより上は別会計となります


   そうです、同じ写真の中国語前半でした。笑いと情けなさを同時に抱えて書いていると、すごく長くなりそうなので、一旦やめました。他にもやる事が沢山あって、時間的に余裕が無かったと言うのも、後半を放棄した理由の一つでした。

   電器屋さんでの誤訳ネタが実に多いですね~商品種類がすごく多いのと、中国旅行者の目的の一つと言えば、日本で日本製の電気製品を買って帰る事ですからね。日本の電気製品はそれほど魅力があります。確かに大手メーカーには優秀な人材が揃っていて、日本の産業と信用を支えています。

   電器屋さんは販売店ですから、基本、売れればいいでしょうが、それだけでは日本のサービス品質と言えません。商品種類が多い上、殆どが業界の専門用語ですから、わかりますよ、中国旅行客の目に止めさせたいから中国語で表示すると言うアクションも正解です。

   しかし、何故その中国語は結果的に恥をさらす事になるのでしょうか。

   さぁ、今日はこの看板の中国語の後半部分を見て行きたいと思います。日本語で「お支払いを済ませてお上がりください」と言いたいのにどうなったでしょうか、その中国語を日本語に一旦戻して見ましょう。

   「全員起立尻尾支払いを完成させて下さい」www

   なんですか~全員起立、尻尾って、しっぽを振れって?全員しっぽが生えている設定ですか?漫画ならありますよぉ、猫人間やワンコ人間ね~うけるぅ~w ・・・・・・失礼しました。でも、これお客さんに出している看板ですよ、お客さんに全員起立して、しっぽ?なんたらかんたら、もう次へ読めないよね~涙が出るよぉ、笑いすぎてお腹も痛くなるよぉ~妄想なの?現実なの?

   この中国語訳の正解は?これです。

请先付款后上楼


   中国語は簡潔に7文字で伝えられます。前回も言いましたが、中国語どころか、英語訳も問題あるよねw 日本は前から中学校で英語授業が標準であります。店員の皆さんは単語力くらいあると思うのですが・・・・・・筆者の英検は高校で取った2級のままで進歩がないから、公式発言を控えたいと思いっています。

   でも・・・・・・後半の英語も訳わからなくて、笑えますよね(涙)意味が繋がらないのに、しっかり rise と tail が入っていて、どっちからどっちへ機械翻訳したのすら、わかりません。

   これが中国旅行客に出している中国語の案内板です、勿論英語も他の国の旅行客が見ていた訳ですから、どれほど日本のイメージを下げているか・・・・・・確かに日本の産業技術は認められています、日本のサービス品質も認められています。しかし第三産業的な日本のサービスレベルはどうですか。無理して中国語にしない方がずっとマシですよね。

   国際社会との繋がりが無いと生きていけない、土地も資源も少ない国です。海外との繋がりが増えれば増えるほど、第三産業の日本的サービスが注目されます。親日の典型である台湾も中国語です。中国語圏の留学生や研修生も各地に数多くいます。中国語訳を確認して貰ってから公式に出しましょう。

電器屋さん注意!PCと周辺機器の中国語誤訳

電器屋さん注意!PCと周辺機器の中国語誤訳



   上記画像を引用したサイトは写真の右下にあります。weibo ブログだったかな。

   店名表示をモザイクしましたが、良く行く方はレイアウトだけでわかると思います。電気街にある電器屋さんです。「mouse」ですよね、「mouce」ではなく、あ~でも、問題なのは隣りの中国語です。「無線ネズミ」と言う意味ですよ。無線のネズミおもちゃ?それともネズミが出入りする無線コーナー?冗談ですw

   電器屋だし、今の時代ですし、言いたい事は推測できますよ。電器屋なんて、中国従業員が沢山いそうなイメージですけどね、そんなでっかい看板になる前に、確認は出来なかったのですか。

   直してくださいね~無線マウスの中国語簡体字と繁体字の正解はこれです。

鼠标   ⇔   鼠標


   ついでにマウスパッドも、中国語の簡体字と繁体字でこれです。

鼠标垫   ⇔   鼠標墊


   パソコン回りの製品はこまごまと種類が多いですよね、思いつくものだけですが、並べて見ましょう。パッド繋がりで、アームパッドもありましたね。

手腕垫   ⇔   手腕墊


   USBがありますね、USBハブを例にすれば一石二鳥です。

USB集线器   ⇔   USB集線器


   モニター用の薄膜プロテクターは中国語でこれです。

屏幕保护膜   ⇔   屏幕保護膜


   ノート用冷却ファン、こればかりは技術が進歩してもなかなか解決できないから、ゲーマーは必ず持っていますよね。

笔记本散热器   ⇔   筆記本散熱器


   PC周辺機器と言えば、基本中の基本でイヤホーン、キーボード、ミニスピーカーがありましたね。順番に行きます。

耳麦 ⇔ 耳麥
键盘 ⇔ 鍵盤
迷你扩音器 ⇔ 迷你擴音器



   あと何かしら、意識するとなかなか思い出せませんが、最後にカードリーダー、あれ?これはもう使わない段階に来ているのかな?

读卡器   ⇔   讀卡器

   左側の簡単字は中国大陸の訪問客用、右側の繁体字は香港台湾マカオの訪問客用です。

   以上でお手上げです、筆者自身もそれほど沢山の物を持っていないので、湧いて来ませんが、まだまだ沢山あった気がします。必要なお店は筆者が管理するNOTEサークルへのご入会をご検討ください、会員様にはサポートがありますので、質問を受け付けます。

   そう言えば、同じ電器屋さんで取られた写真の誤訳は他にもありました。良ければ、電器屋さん同士、共有して下さい。

☞ 銀聯カードが使えます


   2番目の「これより上は別会計となります」が、特に笑えました。まだ前半しか正解を出してませんでしたね~、文が長くなるので、一旦放棄したんですが、次の投稿に後半の正解を出したいと思います。
公園の動物・植物・昆虫を採集して食用にすることを禁じます

公園の動物・植物・昆虫を採集して食用にすることを禁じます



中国のサイト(写真右下)から画像を引用させて頂きました。

某公園にある看板で、公園管理者が映っちゃいましたので、モザイクを掛けましたが、なんと地方政府です。どことは言いませんが、地方政府でもこんなレベルの注意看板を出すものなのかと、驚きです。

日本語からしてどうかなと思います。公園の動物・植物・昆虫を採集して食す人がいるのかと笑いそうになりましたが、鳩事件を思い出しました。

30数年前、まだ浅草寺境内に鳩が沢山いた頃、リアルに鳩が1匹ずつ減って行くのを分かった段階で捜査が始まって、結果、中国の留学生が節約と称して、鳩を鍋にして食べていました。中国では寧ろ精が付くとされる高級料理の食材ですので、節約どろこの話じゃないです。

当時筆者の高校が浅草にあり、犯人が見つかるまで、学校で平和の象徴である鳩を大切にとか、動物を愛する心を育むとかHRで良く聞かされていました。どっかのサイコパスな学生が疑われていたでしょうね。犯人が分かった段階で噂は一気に広がって行きましたね。それ以来、ちょくちょく中国人が公園の鳩を捕まえて食ったって話を聞きます。

日本に長期滞在し、就職、生活している留学生でも、その家族らが日本に来ている間に、公共場所と野外の違いをはき違えて、鳩を捕まえて食べ、日本って本当に食材が豊富な国ねと言っていたとか・・・・・・中国人が何故色んな国で嫌われるかとマジで聞く今の中国若者がいますので、そう言う過去を知って欲しいし考えて欲しいと思います。

そして河川敷などの雑草の群れに生えるノビルも、中国人にとっては無料の食材となります。ヨモギやドクダミも採集の対象だったりします。事件は数知れないほどありました。

上記看板の言いたい事は良くわかりますよ、でもその言語能力はどうなの?公務員が作ったの?食用じゃなければ採集していいのかと聞きたいですね。海外の人はこう言う隅を突っついた言い訳が得意ですよ。日本語も英語も(相当ひどい)問題ある上に、中国語がこれまた注意書きどころか、笑いのネタでしかないです。

表示された中国語は「在公园吃美国小龙虾和杨梅和知了是禁止的」、これを一度日本語に戻して見ましょう。

「公園でアメリカザリガニとヤマモモと蝉を食べるのは禁止だ」、は~い、ここは笑い放題にしますwww

中国語翻訳をどうしたのでしょう、動植物と昆虫を言っている日本語が、中国語になると具体的なアメリカザリガニ、ヤマモモ、蝉と化けました。どこからそんな具体的な指示が出たのでしょうか。ヒャッヒャッヒャッ。蝉までも食べるのかぁ、あるね~ゲテ物食いのテレビ番組で見たわw

いやでもここはそんな意図はないよね?日本語の「採集」が中国語訳にされてない当たり、「摂取」と読み間違えたのか?ザリガニは中国語で「小龙虾」、原産地がアメリカだからかわざわざ「アメリカザリガニ」と言っています、ヤマモモは中国語で「杨梅」、ここまでは普通に食えるけど、さすがに蝉は普通に食べないでしょう。

或いは?中国語には別の意図があって、わざと明確に対象を指定したのでしょうか。なら指定品目以外なら採集して、食用にしていいのですか?と言う事になりますよね。無い無い。中国語の誤訳ですって。

中国語の「禁止」は語尾ではなく、先頭に使うものですが、もうこれくらいの文法間違いは大した事ないように見えるほど、前半部分の中国語の破壊力が半端ないから。

この注意書きの中国語正解へ行きたいのですが、原語がちょっと問題がありますので、修正するパターンを幾つか見て行きましょう。

日本語が「公園の動植物・昆虫の採集、食用を禁じます」の場合、中国語の正解はこれです。

禁止采集、食用公园内的动植物及昆虫


日本語が原語に近い状態で同列の行動を両方禁じる意味なら、「公園の動物・植物・昆虫を採集する、食用にすることを禁じます」。この場合、中国語の正解はこれです。

禁止采集并食用公园内的动物・植物・昆虫


さぁ日本全国の役所のみなさん、今の時代、中国語が分かる人は多く日本に滞在していますが、もし一言や注意書きで依頼先が見つからない場合は、どうぞ筆者の管理するNOTEサークルへの入会をご検討下さい、中国語に関することならサポート致しますので、こんな失態にならないよう、頑張って下さい。

中国語は英語と違って、必要な人にしか必要ないので、習ってなくても当然ですが、英語よりも形態が複雑なので、翻訳はプロに依頼しましょう。

ご乗車のお客様はバス停にてお待ちください

ご乗車のお客様はバス停にてお待ちください



上記写真の中国語翻訳も機械翻訳によるものだと推測できます。ここまで訳せるくらいだから、大したものだと感心しますが、正しい中国語かと言うと、否です。

バス会社が出ていましたのでモザイクしましたが、数社しかないから、特徴が分かる人にはわかるでしょう。変な中国語で写真を撮られていますが、文法的な可愛い問題で、これまで公共場所での誤訳問題と比べ、大して恥ずかしい間違いではありません。

中国語部分が「客人乘坐请等待巴士站」となっています。「乘坐」は乗って席に着く行為で、間違いではないが、席に乘る確実性は保証されるものではないので、ここは普通に「乘车」でもいいと思います。「请等待巴士站」は「バス停を待つ」と言う意味ですが、言いたいことは「バス停で待つ」と言う事でしょう。

サクッと中国語の正解へ行きましょう。

搭乘的客人,请在巴士站候车


大部違う感じがしませんか?写真のは所詮機械翻訳ですからね、文法的に逆なのが2ヵ所あり、日常の交通手段を利用する慣用語でもありませんでした。

はい、終わり。

サクッと終わらせたのは、昔、バスに乗るのがどれだけ大変だったかを思い出して、ちょっと話したくなりました。

筆者の幼少年代は上海で過ごしましたが、当時は文革の真っ最中で、狂った政治運動の渦に巻き込まれて、未だにトラウマを沢山抱えて生きています。

あの時代、中国の市内交通手段と言えばバスか自転車しかありませんでした。自動車なんて年に何度か見るだけで、お偉いさんか外人さんしか乗れませんでした。

日本の子供が電車に乗るのが大好きなように、筆者も1種類しかないバスに乗るのが好きでしたが、児童にとってはなかなか大変でした。人口に対しての本数があまりにも少ないので、バスに乗るには体力と図々しさが必須だったのです。

中国新聞社のネットで40年前の北京交通に関する写真を見つけて来ました。


中国はメンツが何よりなので、写真さえも撮る前に必ず事前に準備してポーズを取らせます。なので、にこやかな人がいて、割合秩序が乱れてない様に見えますが、全っ然違いますからね~

上海も全く同じバスで同じ状況でした。通勤時間帯は更に人が多く、バスを何台待てば乗れるのかと言う、常に押しあいへし合い状態でした。乗る為には後ろから必死に押し上げるか、他の人を引き下ろすか二者択一です。

すごいでしょう~こんなバスで鍛えられて数十年、中国の人は逞しくも、図々しくもなりますって。

筆者も本当にこんなバスで親と一緒に乗りましたからね~育児施設は企業付属で親と一緒に通勤していました。親の仕事が夜のシフトで帰りが深夜の場合は、バスを乗るのが楽しかったのです。かなり空いていて、バスの車内を歩けました。

そして雨の日曜日だけ、バスが空くのを狙って、親に頼んでゆっくりとバスに乗せてもらっていました。特に何をしたいわけでもなく、ただずっとバスに乗って、見どころも無い殺風景な街でも、景色が後ろに流れながら移り変わる様子が好きでした。

しかしそれも長く続ける事無く、日頃バス車内で押されて喘息の発作がしょっちゅう出るし、痴漢にもあったし、毎日母親が誰かに喧嘩売られて応対するのを見ているのが心痛な思いでした。小学校からは絶対バスに乗るのがいやで、片道1時間弱歩いて学校へ行っていました。

今でもバスが嫌いです。乗り物で他人と距離が取れないのも大嫌いです。日本に帰ってからも、電車以外は乗りたくなくて、バスに乗るくらいなら車を買ったくらいですね。

ただ、バスの車両自体が懐かしくて、エンジン音がうるさく、常にオイルの匂いがプンプンしていましたが、形状が好きでした。多分電車が好きな子供と同じ感覚だったと思います。当時のバスが良くわかる写真も見つけて来ました。引用したサイトは写真の右下です。


これは国産モデルBK560で、当時はチェコスロバキアから輸入したバスをモデルに作ったものです。人口の多さから一度に沢山の人を乗せられる事が重要だったのでしょう、中央に連結部分があり、バスの車体が長いです。連結バスの欠点は巻き込み事故が多発する事ですが、そこは自己責任だったのでしょう。

因みにチェコから輸入したバスはこれです。


実物モデルしか見つけられませんでした。牽引タイプのバスだったんですね。中国では乗車してからチケットを売るスタイルでしたので、バスの乗務員が車両間を歩ける必要があったから、あの連結デザインとなったのかも知れません。

筆者が帰国した翌年に開発、運用された新型連結バスがこれです。つい最近まで使っていたので、日本人でもこのバスを見た人が多いと思います。


これ以降は連結バスが街から姿を消したらしいです。今では日本と同じ様なバスが主流で、都会では連結バスを見る事はもうないでしょう。乗るのはトラウマですが、見ている分は結構バスと言う車種を気に入っています。特に連結バスなんて、レアです。

中国にもある日本語のデタラメ翻訳

中国にもある日本語のデタラメ翻訳



  最近は新型コロナで家族全員がほぼ引きこもる状態の中、楽しみの一つとして YouTube を見ています。

  子供たちと一緒に見るので、最初はお笑い関係のチャンネルばかり見ていましたが、今日はふっと思い立って、「誤訳」をキーワードに検索すると、やはりありましたね、中国での日本語誤訳の数々。

  筆者も二十数年前に年間の半分は中国に出張していましたので、上記動画のようなお笑いネタを沢山見ました。カラオケでのソングリスト、レストランのメニュー、日本人向けクラブのメニュー、高級ホテル内の注意書きや施設案内、何の楽しみもない中国出張も、そんな笑いでなんとか過ごせました。

  惜しい事に当時はまだ YouTube が存在しなかったので、一部写真を撮ったものの、現像でお金もかかるし、会社でも中国マーケットに関係がない人は殆ど興味を示さないし、保存しませんでしたね~ただただ仲間内で笑って、笑って、腹がよじれるほど笑えました。

  翻訳は、現在機械による翻訳がもてはやされて、YouTube での翻訳は「協力」と言うかたちで、報酬が得られる仕事として扱っていません。Google 翻訳も各言語の翻訳協力者を依頼しているが、それも報酬のない「協力」として、正規の仕事扱いではありません。

  筆者も結構な専門用語を Google 翻訳に貢献しましたが、自分の子供の学費をも憂慮する状況なので、すっかり辞めました。なんだか翻訳者としてバカにされているような気分に陥ります。

  翻訳で社会復活しょうとしている筆者には、居場所がなくなっていると言うものすごい「不安」を感じさせられています。

  通訳・翻訳はれっきとした学問の一つだと思うのですよ、その背景には語学勉強のみに限らず、現地の生活風習、文化教育を熟知していなければならないと言う深さもあるので、そう簡単に機械で翻訳出来るものではありません。

    機械の翻訳を思いついたのは孫正義氏とされ、開発者たちはこんなにも不完全な状態で Google から機械の翻訳サービスを提供されるとは考えていなかったのではないでしょうか。英語圏の人は翻訳に対する思いや感じ方が他の国の人とは全然違います、何しろ国際共通語は英語ですから、単語対単語で翻訳が成り立つと考えているのでしょうか。

  いずれは機械が本当に翻訳が出来るようになるかも知れませんが、少なくとも数千年に亘る人間の文明を築き上げたコミュニケーションツールである「言語」は、インターネット時代の幕開けから数十年も経たないうちに機械が翻訳できるほど、薄っぺらいものではないと思います。

  ちなみに機械翻訳の事故が多くて、中でもカテゴリーの「公共場所」に纏めたゴミ、トイレネタがとんでもなく笑えます、機械翻訳とは言え、その機械翻訳を使っているのは人間ですからね。

  今の機械による翻訳は違う言語間の「言葉」を一つ一つ覚える事しかできませんよ。いきなり翻訳と言う業種を飲み込んで、翻訳者の存在を追い出すのは、少々天真爛漫過ぎる気がします。

  YouTube の面白い動画は、本来なら翻訳すれば億単位の登録者が増えるのに、文字起こしも翻訳も「協力」なんですね~本当、可愛いと思います。それを「搾取」と言う事が分からないですね。

  個人的な感想でした。

  引き続き当ブログでは中国語の一言フレーズ、注意書き、告示などについて、翻訳の正解を載せて行きますので、必要な方はコピーペしてお使いください。サポートが必要な方はどうぞ筆者が運営するNOTEサークルの入会をご検討下さい。

のりばは、向こう側です。

のりばは、向こう側です。



中国のネットで見つけたこの写真は、どこかの観光地にあるケーブルカーの乗降場ですね。注意書きの看板が立てられています。日本語の「のりばは、向こう側です。」を中国の旅行客に伝えたいらしいです。

筆者は看板の一番下にある危険を知らせる注意書きの方が気になりました。どうしてその注意書きを中国語にしないのでしょう、大きく✕があるから、中国の旅行客も何を書いてあるのかとても気になる筈です。読める漢字は「横断」だけですが、残念ながら伝わらない単語です。誤訳よりはマシですか。

では、中国語の部分で何を書いてあるのかを見て行きましょう。

「单程不能再来」の「再来」は色んな解釈ができるから、前の「单程」は片道通行を指すので、ここでは多分「片道につき戻れません」と言う意味になります。しかし「片道で、もう1回乗る事はできない」とも考えられます。子供などが「もう1回!」と言えば、親は困るかも知れません。

多分と言ったのは、中国語として可笑しくはないですが、自然な言い方ではない違和感があるからです。中国語をちょっとかじった事がある日本人学生が作ったような感覚です。

まあ、想像は出来ますが・・・・・・日本語との差が激しいですね~はっきり言って、のりば云々の意味が伝わっていません。もしかして、最初から日本語の意味を中国語に翻訳するつもりではなく、その看板ではそれぞれ3つの意味を言っているのでしょうか。それなら、一行目だけ何故中国語なのか、謎です。

  では、「のりばは、向こう側です。」の中国語訳の正解は、これです。
乘坐处在另一端

  または、これです。
乘坐处在对面

  中国語の対面は真っすぐ向かって向こう側でなくても、ケーブルで繋がった向こう側を指す事も出来ますので、理解し易いです。

  箱根や函館山の様な観光名所には本格的なケーブルカー施設が備わっていますので、詳しくは見てませんが、スラスラと読める紹介文でした。さすがに翻訳を外注しています。

  あのような立派な施設ではありませんが、中国の旅行客向けに中国語表示を一言ずつ、簡単に翻訳を依頼したいなら、筆者の管理するNOTEサークルへの入会を検討して見てはいかがですか、バイリンガルが継続的にサポートしますので、心強い運営になること間違いないです。

SNACKS スナック菓子

SNACKS スナック菓子



   中国のサイト(右下にサイト表示あり)から引用している写真です。日本の子供たちが良く食べているスナック菓子がずらっと並んでいますね。うちの子もスナック菓子は大好き、じゃがりこは特に買い物の度にねだられます。

   中国でも子供たちはスナック菓子が好きでしょう、大人たちと一緒に旅行に来れば、海外のグルメを良くわからない子供はスナック菓子をねだるのが常です。大人たちも部屋で一杯飲むなら、つまみに良くスナック菓子を買います。

   なのにこの写真の商品棚にある中国語表示はないわ~英語の SNACKS の横にある中国語の意味を知っているのでしょうか、「ゴミ食品」と書いてあります。まさかね~と思う方がいるなら、以前投稿したゴミ箱に関する記事の中身をチェックしてみて下さい。

ペット専用、一般ごみはお持ち帰りください、飲み残しは捨てないで下さい。
思い出とゴミは持ち帰ろう

   筆者も子供も良く食べるスナック菓子なだけに、ゴミなら売るなと、言いたいです。食品を販売しているのに、一番してはならないことだと思いますけど、スナック菓子の中国語翻訳で、どこからどうゴミに繋がったか、不思議過ぎます。

   海外へ遊びに行って、夜はおつまみかスナック菓子でもと思って、近くのお店に入ると、日本語で「ゴミ食品」と書いてあったら、あなたは買いますか?筆者なら回れ右で他の店へ行きます。スナック菓子くらいどこでも置いてあるから、ゴミは買いません。

  「まぁ~わかるでしょう~」と言われそうですが、一生懸命に国際と関わって日本を盛り上げている人も沢山いるのに、無責任に信用を落としているのです。スナック菓子だけの問題ではない、わかるでしょう。

   スナック菓子の正しい中国語はこれです。
零食

   若しくはこれです。
点心

   「点心」=テンシンは日本人でも飲茶で親しんでいる単語です。本来の中国語ではおやつの意味であり、間食と近い感覚で小腹すきさんがちょっと摘まむ程度の食事をいいます。年配の方であまり区別がつかない人もいます。子供のおやつタイムにスナック菓子を与えても「点心」を使う事もあります。

   スナック菓子は「零食」=リンスー(スーは巻舌で発音します)の方がより正しい意味となります。

   小規模のお店で中国語翻訳を頼みづらい、翻訳費用が分からないから心配なら、当ブログのコンテンツをチェックして下さい、使えるものはコピペで使っていただいて構いません。

   定期的に中国語表示が必要、若しくは聞きたい事がある場合は、ぜひ筆者が管理するNOTEサークルへの入会をご検討下さい、安心して継続的なサポートを受けられます。

ペット専用、一般ごみはお持ち帰りください、飲み残しは捨てないで下さい。

ペット専用、一般ごみはお持ち帰りください、飲み残しは捨てないで下さい。



  ゴミ箱とはゴミを捨てるところですが、蓋にある中国語訳もゴミですね。言い切った筆者が反感をかってしまうかも知れませんが、ゴミなさい、中国人には何を言いたいのか、全く理解できません。

  機械翻訳でしょう、何故機械翻訳を信じられるかを、筆者は信じられません。

  UFOの存在を信じられない人、お化けを信じられない人、今までずっと「傲慢な人間」だと思っていました、ごめんなさい。あれは人間の技術や力がまだ及ばない分野なので、仕方がないと思えるようになりました。

  機械翻訳は人間が開発している最中で、未完成な部分が色々な所で露出しているのに、それをマジで使っている人たちが多いこと、多い事。人はわかっていても過ちを恐れない生き物です。

  機械翻訳を信じる根拠はどこから来ているのでしょうか?知らないならプロに頼んで下さい、頼めないなら、いっそう使わない方がずっとマシです。デタラメな言葉は意味を伝えられないばかりか、デタラメなイメージとなって、ウィルスのように拡散して行きます。

  日本人は優秀だとメディアが頑張って宣伝していても、大掛かりな予算を立てて日本好きな外国人を招待しても、ここで拾ったネットの中に存在する画像がそれを邪魔しています。嘆かわしい。

  上記画像にある中国語表示はどんな意味か、日本語に戻して見ましょう。

  「这个垃圾桶空塑料瓶而已,请带走你的垃圾等。」 ⇒ このゴミ箱は空のペットボトルに過ぎない、ご自分のゴミなどは持ち帰って下さい。

  ゴミ箱がペットボトル?なに、それ。ゴミなどのなどってゴミ以外の何があると言うのでしょう。ゴミを分類したいんだって、全く伝わりません。

  次の「不要丢弃的叶子喝」は更に難解です。ゴミと何の関係があるのか謎です。日本語に戻すと、捨てないでの葉を飲むwww 笑うしかないです。

  最後の「無用的垃圾」は何の意味があるのかすらわかりません。中国語のつもりでしょうか、無用だからゴミじゃないですか?勘弁して欲しいです。これ、ひょっとして「ゴミ無用」?ま、言及するのはやめましょう。

  どうして旅行客に写真を撮られるか、わかりますよね、こんな面白いゴミ箱はめったに見られるものではないです。確かにプラスチック製のゴミ箱ですが、空のペットボトルに過ぎないと謙虚に言ってるんですよぉ、「捨てないでの葉」と言うのも全く謎ですが、トドメに飲むだもんねぇ、ゴミが飲むの?ゴミを飲むの?面白くないですか。

  ゴミの分類でペットボトル専用を伝えたいなら、これです。

塑料瓶专用(垃圾桶)
其他垃圾烦请带回去。
请勿扔进留有饮料的塑料瓶。

  かっこの中は、「ゴミ箱」の訳文です。省略してもいいですが、ゴミ箱があった方が分かり易いです。そして、この中国語書きを使うなら、3行目を2行目と交換した方がより理解し易いです。

  ペット専用と言っているので、飲み物が残らない様にしたいのがセットになっています。間にその他ゴミについて触れてから、またペットの飲み物について注意しているので、まとまりがないですよね。話し方がバラバラな人の精神状態を心配する理由と同じです。

  なので、ペットボトル専用ゴミなら、正解はこれです。

塑料瓶专用(垃圾桶)
请勿扔进留有饮料的塑料瓶。
其他垃圾烦请带回去。

  筆者が知っている時代の中国では、ゴミを分別する習慣なんてありませんでした。それ以前に社会主義はそもそも計画経済で、最低限の必要に基準を合わせているので、さほどゴミが出ませんでした。今の中国はどうですかね~1億人の日本でもゴミ問題が大きく注目されているのに、13億人口のゴミはどこへ行く?

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