ぶっかけうどん・そば

ぶっかけうどん・そば



  リアルに辞めて下さい!!!誰かぁ~全力で止めて下さい!!!写真なのでどこのお店かわかりませんが、全国のそば・うどん屋さん、こんなアホな中国語訳を出していませんか?!

  この写真の中国語を文字にすると、多分筆者のブログが Google のクローラ巡回で「〇〇〇〇コンテンツ」じゃないのか?とアカウント停止に成り兼ねませんので、敢えて文字にしません。

  でも、「ぶっかけ」だけを機械翻訳してませんか?そんなそば・うどん、誰が食えるかぁー!!

  失礼しました。日頃から良くそば・うどんを食べる筆者の気持ちをお察し下さいませ。

  筆者の家族も小腹が空く時は駅の立ち食いでそば・うどんを良く食べます。こんな中国訳のそば・うどんをを聞いて、絶叫していました。まさか駅のそば・うどん屋さんにもこんな中国語メニューがあるなんてことは、ないでしょうね。

  我が家はみんなで利用する駅の立ち食いでそば・うどんのメニューをチェックしましたよ。利用しない駅は責任もてませんが。

  中国では情報統制されていた時期が長く、逆に年配の方が何を言っているのかわからない人も多いかと思います。それでも数人が集まって、どう言う意味?このそば・うどんには何が入ってるの?聞いた事が無い中国語だわね~~~くらいは騒ぎます。

  台湾・香港方面の旅行者や、中国内地でネットを「壁越え」できる若者は、こりゃあたまげたーと思っていた、と思いますよ。この写真もテンセントの掲示板に転がっていました、そば・うどんの前ある2文字でどんな記事になっていたか、想像にお任せします。

  日本語も中国語も堪能な人なら、こんなそば・うどんメニューを見れば、当分食べる気にならないと思いますよ。そば・うどんと言えば日本のファーストフーズ、日本の伝統食など、食文化のイメージを背負っているのに、崩壊です。

  家族の人が、ぶっかけそば・うどんじゃなければ、当分山菜そばとか、たぬきうどんとかを食べればいいじゃないかと言う。中国語を仕事にしている筆者はもう、天ぷらそばだろうが、月見うどんだろうが、どんなそば・うどんでも、頭にこびりついたこの中国語メニューが飛び出て来て、食欲すらなくなります。

  いやぁ~心臓に悪かったです。日本全国飲食店経営の皆さん、筆者の運営するnoteのサークルに参加いただければ(アカウント登録は必要です)、1コインで一言ずつ翻訳サポートをしますよぉ、店の名前が出てないから「これ幸い」と思わないで下さいね、笑われる時はどこどこのお店ではなく、日本のお店が・・・・・・と書かれますので、全国規模の恥です。お願いします、ほんと。

  「ぶっかけそば・うどん」は本当ならば、「だし汁ぶっかけそば・うどん」ですが、メニューとしては「だし汁」が省略されています。日本人は誰でもだし汁が掛かっている事を知っていますが、海外の人には何がぶっかけられているのかを知りません、まして翻訳機械が知る訳もありません。ここで「だし汁」は決して省略してはならない存在です。

  そば・うどんに限らず、なぜ食メニューは機械翻訳をしてはならないかの理由がこれです。直訳では成り立たない翻訳だからです。

  そう言う場合は、英語表記だけの方がずっとマシです。ローマ字表示の日本語のままで、Bukkake そば・うどんで受け入れられます。

  日本の海鮮だし汁を「鲜汤」または「高汤」と言いますが、後者は中国の生活習慣では塩ベースの肉か骨で取った白いスープのイメージがやや強いです。

  なので、ぶっかけそば・うどんを正しく中国語で表示する場合は、

鲜汤浇乌冬面、荞麦面


  多くの場合はだし汁の種類に焦点を置かず、スープ掛けそば・うどんと言う表現の仕方をします。最初の文字だけ抜けば成り立ちます。

汤浇乌冬面、荞麦面

  それと、トップの写真では最後の「面」が抜けていますが、「荞麦」だけではそばの原材料を言いますので、「面」は付けましょう。

  飲食店のメニューに関しても、別途専用ブログを作って、検索し易いように纏めたいと思っておりますので、ここでは取り敢えず、あまりにも酷い翻訳ものだけを扱っています。ここで言いたい事を強調させて頂きますと、挨拶だけならともかく、告示案内やメニューは決して機械翻訳に頼れるものではないので、ご注意ください。

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