免税品をご希望のお客様は従業員に声をお掛けください

免税品をご希望のお客様は従業員に声をお掛けください



  やっちゃいましたね~免税店なのに中国従業員はいなかったのですか。中国語だけの為に従業員を雇えませんか?わざわざこれだけで翻訳依頼できませんか?筆者のnoteサークルにぜひご加入下さい。継続的にサポート致します。

  表題に入り切れなかったので、予測した元々の日本語を再度書いてみましょう。

  「免税品をご希望のお客様は従業員に声をお掛けください、またパスポートの提示をお願いします。」こんなところですか?

  表示された中国語は語順がゴタゴタで、暫く何を言いたいか考えました。ちなみに英語もめちゃくちゃですね、字が小さくて見えないが推測はできます。ネットでは日本の免税店とはっきり書かれてあります。はぁ~、日本のサービスなんて・・・・・・嘘と言って欲しいです。

  中国語部分は「请免税希望的顾客显示护照,并且请把声音到职员提交给。」、理解するには、パズルを解くスキルが必要です。

 日本語に戻して見ると、「希望免税のお客様はパスポートを提示し、また声を従業員までお持ちして、に提出して下さい。」前文も後文も動詞と目的語が逆で、動詞が多過ぎです。免税店でなくても、普段正しい日本語を話しても、動詞が多くなると何をしたいのか?と考え込みます。

  こんな中国語表示は何の意味があるのでしょう、ネットで騒ぎたい人たちへネタを提供しているだけです。

  「免税希望」って、なんの免税ですかね~免税店では免税品を買うものですよね~声も持ち歩いて提出できないよね~微妙な突っ込みでした、反省。

  ただ、筆者も良くこの感覚が分かりません。日本は暫く前までは中学校から、今は小学校から英語の勉強を始めています。従業員の皆さん、自分たちが英語を勉強する時にはどんな距離感だったでしょうか。何故中国語だとそんなに無造作にできるでしょうか。なんとなくわかりそうな漢字があるからでしょうか。同じ漢字を使う違う国で、意味が通じると思う根拠は何でしょうか。

  正しくはどう書くべきか、予測した通りの日本語なら、下記になります。

购买免税品,请招呼我方职员并出示您的护照。

  「声掛け」の部分を「問い合わせ」に変える場合は、
购买免税品,请向我方职员咨询并出示您的护照。

  上記看板に「Tax Free」と書いてありますが、そもそもそれが正しいかどうかも疑問が湧きます。免税店の免税内容には2種類あるのを知ってますか。

1.Duty Free ⇒ 空港等にある保税型免税店、輸出品に関わる酒、たばこ等が免税対象
2.Tax Free  ⇒ 秋葉原等繁華街型免税店、国内居住者向けの消費税が免税対象

  一般的に税金は国が自国に居住する国民から徴収するもので、海外からの旅行客に負担させるべきものではないと考えているので、海外パスポートを持つ旅行客なら免税しますと言う事です。特に今消費税10%、免税だけで1割も安くなるから、旅行客には大事ですよね。

  ちなみに日本国民が買いに行っても、免税はされません。国民の購買意欲を刺激する為に、免税店には免税対象ではないが、珍しい海外商品が沢山あるので、一見の価値はあります。免税品と言うより掘り出し物ですかね。

  しかし販売価格設定の視線から見ると、免税でなくても、街に販売されている競争力がある商品なら、免税された額よりも安く買えますし、割引や値引きがある時期は免税品よりずっと得な場合もあります。余裕があれば免税品でなく、街でショッピングする方がお得です。

  でも急ぐ場合、例えば出張帰り、仕事で疲れでお土産を買い忘れた、そんな時は免税店が助かりますね~免税対象でないお土産、商品も沢山置いてありますから、手ぶら帰りよりマシですよね。

  免税の意味を理解した上で、買物は賢くねw

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